相続人の一人が勝手なことをして困るなら弁護士に相談

弁護士さんというのは様々な法律問題についてのプロですから、非常に多くの相談事があると言われています。
その中で、遺産相続問題について悩みを抱えているのであれば早めに弁護士に相談するというのは非常に大切なことです。

特に遺産相続において相続人の誰か1人が勝手な言動を行っており、なかなか協議が進まないといったケースや、相続の一部に勝手に相続人の誰かが手をつけてしまったなどというケースでも返還請求を求めるため家庭裁判所において調停を起こすといった必要があります。
このような場合にも素人が全ての手続きを自分だけで行うのは難しく、様々な事情が関係して大きなトラブルに発展する可能性がありますので弁護士さんの力を借りながら、うまく解決していくようにしましょう。

弁護士さんからの内容証明は効果が大きい

上記のように相続人の誰か1人でも勝手なことをしていると、いつまでも続く協議が進みませんので他の相続人はとても困ってしまうこととなります。
例えば、相続協議に参加してくれずいつまでも協議を進まないといったケースでは弁護士さんを通じて、あなたが参加しないと協議が進まないので、何月何日必ず参加するようにといった内容証明を送ることができます。
最終的に調停や裁判になってしまうことがあっても途中で弁護士さんからこのような内容証明を送っているといった証拠があれば、それだけでも非常に助かることですから、困ったときには弁護士さんを頼るようにしましょう。

違法行為に抵触するケースでもとても頼りになる

財産問題を巡って法律違反をしてしまうと言う人は決して少なくありません。
例えば遺言書を偽造してしまったり、被相続人の生前から遺言書を無理やり作らせたなどというのは法律違反となるため、こうしたことが発覚した際には、やはり弁護士さんを通じてトラブル解決をしていくようにしましょう。
このようなことをした相続人というのは、相続権の欠格となるためその時点で相続権は持たなくなります。

しかし相続の欠格となることを証明するためには、届出をしなければならずそこでもやはり様々な手続において専門家としての弁護士さんの力を借りるとスムーズです。
このほか、財産の一部を1人が勝手に持ち出してしまったというケースや、勝手に売ってしまったというケースでも法律的な部分で素人が詳しいことは分かりませんので、単純に身内同士で揉めてしまうことが考えられますが、弁護士さんがいてくれれば法律的にしっかりと良いこと悪いことを判断してくれますから、悪いことをしていた相続人に対しては相続の欠格を行い、その後他の相続人でスムーズに協議を進めていくことができるでしょう。
感情論だけでぶつかり合ってしまうと、それだけで時間を無駄に使ってしまうことになりますので、できるだけ早期に相続問題を解決し可能な限り1人1人の相続人の意向優先することができるように考えていかなくてはなりません。

特に相続を放棄する場合や、限定承認を行う場合には遺産があることを把握してから3か月以内に手続きをしなければならないのですが、このような期間中に1人の勝手な行動をしていると他の相続人を巻き込んで解決に至らないケースがあります。
またこの他にも当然ながら相続問題において暴力を振るったり暴言を吐いたりするといったケースでも相続の欠格になりうる場合がありますので相談すると良いです。
さらに、遺言書が残されている場合にはこの遺言書に基づいて遺産協議を行っていくのですが、それでも遺産協議に前向きではない人物がいる場合には最終的に調停で争うことになりますから、遺言書の内容など全て明らかにした上で早い段階で相談しておくと困る事も少なく、解決まで向かっていくことができるでしょう。